野良から転身して我が家の一員になった猫。
次女にすっかり懐いて次女の部屋に入り浸り。
次女は、我が子のように可愛がり世話をやいている。食糧といい、排泄の始末といい、支出も、厭わない。
猫は、わがまま、かつ、気まぐれ。
しかし、何か、可愛い。
噛みつかれたり、引っ掻かれたり、毛に悩まされたりしながら、いとおしく。
名前がヘイキチ。
夫が、塀の上にいる彼女につけた。
その時は、彼女なのか彼なのかわからなくて、ヘイキチとなったが。
改めて別の名前を付けるのは、やめた。
でも、彼女にしてみたら、可愛い名前が、欲しかったかもしれない。

ひいらぎ。かおる。

f:id:mmarycury:20211117111003j:plain

香りが強くなってきたので、ひと枝部屋の中に入れて見た。

良き。

毎年、手押し車を押したおばあさんが、香りを楽しみに、ここで立ち止まる。そして感謝の言葉を述べて、立ち去る。

今年はどうだろう。

彼女はまだ元気にいるのだろうか。

また、ここに現れるだろうか…

悔やまない。

ホテルの、バックヤードのトイレを日々掃除して、時給何がしかで報酬をいただいている。

綺麗にすることに達成感を覚えるので、掃除をすることは、welcomeなのだが。

ふと、頭をよぎること…

娘の幼稚園時代の、言わばママ友に、仕事の話をしたら、

「すごいわ。偉い。

貴女、プライド高い人やと思ってた。」ときた。

私はプライド高いよ。掃除の仕事にもプライド持ってるし。でも、なんだかその言い方、引っかかるのよ。

職業に貴賎なしと、教えられて来たけれどそれは、嘘やな。

人々のなかには、しっかりあるのよ。貴賎。

塾講師と掛け持ちだというと、

すごいね。先生なの?と、現場の仲間が言う。

塾講師も楽しいから、それはそれで、評価してくれるのなら、嬉しいのだが、もらえる対価は、清掃の時給と変わらない。

清掃業ひとつに、絞りたいと、思うこの頃である。


お久しぶり。

お元気になさってますか?

私は、くたびれる暇がなく、とにかく生きているかな…と言う状態です。

あれこれの希望や夢もなく、とにかく、仕事に行き、家族の飯を作り、洗濯などし、片づけをすると言うルーティンを、何も考えずにこなしています。

そんな日々、毎日書き留めておきたいことも沢山あったのに。

随分な、空白を作ってしまった。


再開すると言っても、自信ない。 


昔、「労働者の疎外」なる文言の意味がわからなくて考え込んだ時期があったけれど、

今、まさにこれがそうかと…身を持って理解。

労働者になってみなくてはわからないことだったのか。

清掃の仕事でなければ、就けない年齢となり、

しかし、ありがたくも70すぎてもなお、働かせてくれている雇用主には、感謝しかないが、

一方で、別の仕事を…と毎日、求人サイトにアクセスするわがまま。

しかし、大丈夫。

70すぎて雇ってくれる他の業種はない。

このまま、清掃の仕事で、スキルアップする事…それが、今の課題。

コロナのせいで、休業を余儀なくされている仲間もいるのに、毎日、仕事に行ける事を、感謝しなくては。

しかし

それだけで終わりたくないと言う最期のあがきを、してみたいと思っている。

何ができるだろう…

生きてます。

長〜い、空白。

コロナ禍で、あちこち玉突き。


もともと、持続難しい人間の部類につき、一度手を抜くと、手を抜き続けることに、歯止めが効かない。

エネルギー低めな方向へ落ちていくのは、自然の理。

歯止めをかけるのは、少しだけ残っている「理性?」

取り敢えず、まだ、生きてます、ということだけ書き残しておこう。


とにかく、怒涛のごとき日々

少し言い過ぎか…

に、溺れそうになっている。