猫
ひいらぎ。かおる。
香りが強くなってきたので、ひと枝部屋の中に入れて見た。
良き。
毎年、手押し車を押したおばあさんが、香りを楽しみに、ここで立ち止まる。そして感謝の言葉を述べて、立ち去る。
今年はどうだろう。
彼女はまだ元気にいるのだろうか。
また、ここに現れるだろうか…
ひいらぎ。
ひいらぎ。
咲き始めました。
季節を忘れぬ子です。
今は香りもそこそこで。
どこ行ってたんやろ。
携帯を変えた。
ブログが、またまた行方不明。
探してみても、IDも通用しない。
パスワードも、違うらしい。
何が違う?また、消えるかも。
悔やまない。
ホテルの、バックヤードのトイレを日々掃除して、時給何がしかで報酬をいただいている。
綺麗にすることに達成感を覚えるので、掃除をすることは、welcomeなのだが。
ふと、頭をよぎること…
娘の幼稚園時代の、言わばママ友に、仕事の話をしたら、
「すごいわ。偉い。
貴女、プライド高い人やと思ってた。」ときた。
私はプライド高いよ。掃除の仕事にもプライド持ってるし。でも、なんだかその言い方、引っかかるのよ。
職業に貴賎なしと、教えられて来たけれどそれは、嘘やな。
人々のなかには、しっかりあるのよ。貴賎。
塾講師と掛け持ちだというと、
すごいね。先生なの?と、現場の仲間が言う。
塾講師も楽しいから、それはそれで、評価してくれるのなら、嬉しいのだが、もらえる対価は、清掃の時給と変わらない。
清掃業ひとつに、絞りたいと、思うこの頃である。
■
お久しぶり。
お元気になさってますか?
私は、くたびれる暇がなく、とにかく生きているかな…と言う状態です。
あれこれの希望や夢もなく、とにかく、仕事に行き、家族の飯を作り、洗濯などし、片づけをすると言うルーティンを、何も考えずにこなしています。
そんな日々、毎日書き留めておきたいことも沢山あったのに。
随分な、空白を作ってしまった。
再開すると言っても、自信ない。
昔、「労働者の疎外」なる文言の意味がわからなくて考え込んだ時期があったけれど、
今、まさにこれがそうかと…身を持って理解。
労働者になってみなくてはわからないことだったのか。
清掃の仕事でなければ、就けない年齢となり、
しかし、ありがたくも70すぎてもなお、働かせてくれている雇用主には、感謝しかないが、
一方で、別の仕事を…と毎日、求人サイトにアクセスするわがまま。
しかし、大丈夫。
70すぎて雇ってくれる他の業種はない。
このまま、清掃の仕事で、スキルアップする事…それが、今の課題。
コロナのせいで、休業を余儀なくされている仲間もいるのに、毎日、仕事に行ける事を、感謝しなくては。
しかし
それだけで終わりたくないと言う最期のあがきを、してみたいと思っている。
何ができるだろう…
生きてます。
長〜い、空白。
コロナ禍で、あちこち玉突き。
もともと、持続難しい人間の部類につき、一度手を抜くと、手を抜き続けることに、歯止めが効かない。
エネルギー低めな方向へ落ちていくのは、自然の理。
歯止めをかけるのは、少しだけ残っている「理性?」
取り敢えず、まだ、生きてます、ということだけ書き残しておこう。
とにかく、怒涛のごとき日々
…少し言い過ぎか…
に、溺れそうになっている。