つづき。

わたこさんは、寂しい結末になった。


寒くなった今でも咲かんとするかのように、新しい蕾をつけている。

蕾をつける時期ではない時につけると言うこと自体、おかしいかな。あの子の植物ホルモンが、バランスを崩しているんだ…多分。


その代わりと言ってはなんだが、セージの花が今年も、咲き始めている。


今年はいつもの年に比べると、遅いような気がする。


大して期待されてないのに、夏の水やりさえ怠らなければ、毎年 元気に、花をつける。

夏場、水やりを怠るとこのセージが、すぐうなだれる。

ヤバイと思って、ずぼらなわたしは、水を撒く。

そして必ず立ち上がってくれる。

ほかの鉢は、セージのおかげで、うなだれることなく、何とか、水にありつける。


ごめん。セージ。あなたに甘えてる。


ヒイラギも、蕾が膨らんできた。

今日、ふたつみっつほころんでいるのを見つけたが、まだ、香るほどではない。


今年も11月になりますかね。


と、昨年ヒイラギを楽しんでいると言うご婦人が、声をかけてくださったが、ドンピシャ。

11月だわ…


これから先、

来年の春まで、私は、怒涛の月日を経なければならないかもしれない。


家を競売にかけることになったので…