キジトラ猫さん
これは、古来から日本に住むキジ猫。
こちらは、ヘイキチ。キジ猫に似てるかとおもったが、どうだろう。近くに行けないのでよくわからないが、どこにでもいるタイプの猫なんだろう。
台風の日は、ガス湯沸かし器のてっぺんで、一夜を過ごしていた。
そういえば最近、ガス湯沸かし器のてっぺんで寝ていることが多い。
家族の間で、今日は、来てない…とか、おるで、おるで、とか、彼?彼女?の、存在確認が、日課になっている。
この冬 寒くなったら、ヘイキチくんは、どうするのだろうか?
玄関前のベンチに、シードの、布団やクッションを、置くのではないかと、娘たちが、父母の動向を、予想している。
それは、でもありえない。
やめておこう。
ペットロスなんかにゃならんわぁ…と、大口叩いていたんだけれど。
シードの、思い出をこの猫に、移し替えるのは、未だ許せない。
仕事に行く道すがら、シードと、散歩していた公園を通る。
車椅子で、かたひょこ かたひょこ歩いて行く彼女の姿は、今日も、はっきり蘇る。
ヘイキチくんと、動物の糞
ヘイキチくんとは、我が家に時々出没する猫。野良猫だろうと思う。塀の上から、我が家の人間達を見下ろし、様子を伺っている。此処におるで…おってもええやろ…と言う風で。
今では、くつろいで塀の上で のびて寝ていることもある。脚を、たらんと垂らして。
ただ、夜間だけなのだ。
昼間どこにいるのだろうか、ご飯をどこで食べているのだろうか。
猫 自由。
そしてこの二、三日、隣との間のわずかな隙間に、糞が、あるのだ。
気がつくのが遅かったのか、干からびていたり、横に、三塊並んでいたり…
なんか臭いと、臭いで気がついたのだ。
けれど、その糞は、誰のものかと、いう話。私は、ヘイキチのものだと、頭から決め付けている。娘は、始末しながら、「名前書いてなかった」と言って、ヘイキチくん濡れ衣派。
今朝になって、「アレはイタチのやろ」と、夫が、言う。
俺には臭わんかった…
猫のと少し臭い違う…
量が、多過ぎる…等々。
ヘイキチ擁護。
機嫌損ねたらあかんので、スルーしてる…そうかな?そうお?ふ~ん?
(あれは猫のや!!)
(ヘイキチのでは、ないかもしれんけど。)
暫く放置。
谷口すみてるさんが、亡くなった。
若い頃、子供達と長崎で被曝者の方達に、お会いして、話を聴かせていただいた事がある。
事前の準備に、色んな書物を読み、多くの被曝者の存在を知った。
その中の一人。あの写真の少年と知らされた。谷口すみてるさん。
こんなに、傷ついて、存命 。ということも驚きではあったけれど、怒り、憎しみ、悲しみを、抱えながら、そのお話の仕方は、穏やかであった。
その後も、何度か、報道で姿をみた。頑張っておられる。自らの使命として…強いられたものでなく 淡々と。
少しずつ、記憶が、遠のき 薄れていくと、戦争必要という声が大きくなり 濃くなるのだろうか。
矢印が、そちらに向かっているような、今日この頃。
谷口すみてるさんの、死が、ことさらひどく残念で、悲しい。
J-Alert
ミサイルが、北海道の頭上を通過した。
朝ドラをなくすほどの、緊急事態だったらしい。
そうなの?
確かに由々しき事です。ミサイルが、これ程ポンポン飛ばされている事 自体。
でも 不必要に、不安を煽ってる感じが、しなくもない。
もしも、日本国内に着弾したら、この、対応はどうなるのだろうかと、考える。
そんなことは、あってはならない。
しかしむしろ 被害から身を守る術を、犠牲者を出さないためにもっと、
現実的に、
詳細に、
具体的に
方法を、知らしめておくべきだと…
犠牲者が出た後に、どんな対応が、あるのか、それも、考えておかねばならないだろう。
今回以上に、煽るのだろうか。
72年前の、終戦迄に、報道機関が、何をどんなふうに伝えて、人々は、それをどんな風に受け止めたのか、思い起こしたい。
この様な書き方をしたら、直ちに、監視される羽目になるのだろう。
ひょっとして、もうすでに、その雰囲気の中かもしれない…
その方が怖いなと、思いながら書いた。
迎え火
皆さん、ちゃんと来て下さったのだろうか?わからないけれど…お迎えのお膳。
蓋をして
去年まではこれを二組み。
でも今年は、ひとつ。あと一組みは、長い年月つかわれて、バラバラなセットになってしまって、かえって仏様に申し訳ない哀しい様に。
皆様で、仲良くおあがり下さい。
実家のしきたりとは、かなり違う…その上、私は、余りお姑さんが、なさってたことを、みていないから。
見た範囲わかる範囲でやれば良いかなと思うので。ごめんなさい、御先祖様。
受け継いでいかなければならんことも少しずつ消えていく。
南無妙法蓮華経。
兄の為には
兄は、迎え火炊いてもらえたのかしら。
姉によると、
兄は 実家のある(あった)鹿児島にいるらしい。
嘘か 誠か…でも、信じてみる私。
シードは、帰って来たかい?
あすは、ササミを、買っておこう。
お墓まいりに行きました。
混んでいました。いつもは、3時間で行けるのにこのたびは 7時間掛かって到着です。
お盆に、お墓に詣られる人がいると思うのでいつも、先に詣って樒を代え 水を代えておきます。いうてもこの暑い時期は、一日も、もたないのですけれど。
春の彼岸にお詣りして、その次の日シードが、彼岸へ旅立ちました。
この度は、彼女の迎え火も、致します。去年は、一緒に迎え火を炊きましたのに…
本当は、お墓で迎え火をするものかと思うのですが、遠いので、お仏壇でお迎えします。つまり家の前、そうそう シードのお墓の前で、炊きましょう。
それから、お盆のお迎えのお膳などの用意をします。あすは、すこし忙しくなりますかね。
久しぶり。
ひとつ 仕事が、決まってから研修・模擬授業…などなどで、慌たゞしかった。
で、久しぶりに、open.
ごくごく一部を、受け持つだけなのだけれど、楽しくなりそう…
仕事に向かう途中に、青い空。真夏の空。すいっと吸い込まれそうになる。あの空の上に、シードもいるのだろうか?
亡くなったものは、突然、様々な場面で、現れる。
門を閉めるときに、ふいに、中庭を横切る猫…シードがいたら、吠えまくってたろうに。あの猫は、シードの墓の前にある、水盤の水を、ペチャペチャ飲んでいた子だ。
シードが、いないことが、わかるのだろう。あれ以来、ちょこちょこと来ては、塀の上で、寝ていたり、庭に糞を残していったりしている。
追いたてようという気は、さらさら無いのだが、私たちにみつかると、さっと逃げる。
でも、シードの代わりにはならない。迎え入れる気もない。
暫くこのままの距離。
シードに、やれるだけのことを、やってあげたのだろうか…もっと、するべきことはなかったのかしらと、思う。
まだまだ他の物が、心に入ってくる余地はない。
碧すぎる青空から、涙が落ちてくる。