暇に任せての

書くわ。

なぜこけたか。


清掃先のホテルと、直近の駅との間に、じつは、長〜い坂がある。

石段と、そのわきに、コンクリートの坂道とが、作ってあって、コンクリートの坂道は、明らかに自転車などの利便性を考慮してる。

しかしあの坂を下る時に、自転車で、スィーと行くには、ちょっと恐い。

そのくらいの坂。

で、石段は、高さ10cm、幅7〜80cm。だから、階段を使用していつもゆっくり降りるのだが。

その日、右手にある高ぁい塀の上に、お猫さまが、のそりのそり…

「おはよ〜」と、声を掛けた瞬間つまずいた。階段の端、

靴?

ワイドパンツ?

何かに引っかかったんだろう。

左の腕を、次の段差で、強かに打ったんだ。その次の段の平たいとこで、顔。

要は、歩くことに横柄になっていたんだ。

変な自信。

こんな階段、段数多いだけで全く…

いや、坂道だから仕方ない。


いつも楽しく、眼下に広がる街を、眺めながら、仕事場に向かってたんだ。


要するに、自分の、日々の平穏さに、甘え、横柄な歩き方をしてたんだ…