医院との、ちょっとしたトラブル。

国民健康保険に入っている夫が、年一回無料の、健康診断を受けに行った。

無料で、血液検査して肝機能や、腎臓の機能を調べたり、メタボ検診したりしてくれる。

診察代も、勿論不要。

この日の領収書は、だから、無い。

それは、当たり前。

採血して、結果を待ちました。

結果を聞きに行きました。


すると、診察室に呼ばれ、検査し忘れていた項目が一つあるからと言って、再び採血。

なんの準備も無しで採血するか…

普通、採血する時は、ご飯抜きで、行きますよね。…

ご飯食べようが食べるまいが、変化しない検査項目なのであろう。


そして、帰る時、診察代を、請求されました。

ん?

無料ではないの?

すると、奥から医師が、医療事務を執り仕切っている方に何かいう声が聞こえたらしい。

無料でない理由でも言ったのであろうか…

夫は、不審に思って、後日、国民健康保険に、電話して聞いた。、

詳しいことを知る担当の者が、いないとのことで、市役所に、電話。

"無料ですよ。診察代も。"


後日、今度は追加で採血してもらった検査の結果を聞きに。

この時に、再度、この検査が無料であることを確かめるつもりで、でかけた。


やや、熱くなってる感じがしたので、「穏やかにね…」と念押しをして送り出した。


解ってる。    と言う。


しばらくすると、家の玄関先が、複数の男の声で、何やら騒がしい。

二階のキッチンの窓を開けて覗くと、医院の医師と、受付にいた、若い男子2人が、家の奥に向かってなにやら、叫んでいる。

こちらの不勉強で…とかなんとか。

と、夫が、キッチンに上がってきた。


穏やかに済まそうと思ったけど、そうはいかんかった。


やれやれ。

ありそうな結末。


聞くと、国民健康保険の検診での診察代の件について、市役所に問い合わせた結果をもって、改めて、問うと

"いや、とっていいことになってる。

けど、そないに言うんやったら、おたくだけ、ただにしよか?"と言う返事が、きた。


そこに、"何⁈"と。

夫は、根が変に真面目である。


ふざけんな。


啖呵を切ったかどうかは知らないが、医院を飛び出してきたらしい。


わかりました。

ちゃんと調べてみます。と言う返事が欲しかったのだ。

そして、確かめてほしかったのだ。


単に、金返せと、言いに行ったのではないのだ。

キチンとした仕組みも知らずに、

適当に、診察代などを、とったり、

そちらの都合によって、取らなかったりと…そんな、いい加減なことが、許されないのだ。

この件は夫をなだめずに、行動を承認せざるを得なかった。


次の朝、ピンポンがなる。

歯磨き中の夫は、宅急便だと思って、歯ブラシくわえたまま、応対に出た。

すると医院の奥さんだったらしい。

こちらの不勉強でとかなんとか言いつつ、夫のポケットに、お金の入った封筒を、ねじ込んで帰って行ったという。


で、私が、医院に、返しに行くことに。

正倉院展に行く前に、立ち寄った。

その日は、午後休診だから、午前中にいかなければならなかったので。


領収書をいただいてますので、お返しします。もう返しに来ないでくださいね。

と受付のおばさまに、念押しして出てきた。


長年、かかりつけにしていたところなのだが、もう、いいか。仕方ない。


いい加減なところがあるとは、かねてより、少し感じていたところである…


子供らがお世話になった小児科内科の、女医さんは、ホント頼りになったんだけど

もう、高齢で、引退しちゃったし

次、どこ行こう。