別れの時、春。

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大学へ荷物を片付けに行った。

構内の桜が、咲き始めていた。五分咲きというところか。大学の記念館の裏手のこの桜は、毎年美しかった。今年は満開の姿をみることはない。

とはいえ、三年間休学した上での、今日。

とうとう終わりかという、失望感は、さほどではなかった。すっかりあきらめていたから、寧ろ もう悩まなくて良いという、安堵感の様なもの…

五年間、仕事しながら週に3日か4日通いながらの、学生生活は、充実していたが…

まだ、全て書き出す心のゆとりはない。


また、という事も

もう一度という事も、ないだろう。

仕方ない

しかし、本音が、心の底で騒いでいる。