ガングリオン

左手の小指、第一関節のとこに、メダカの目みたいな、小さな水泡が、できた。気になったので、潰した。簡単には潰れなかったけど、頑張って潰した。後は、消毒して、適当と思われる薬を塗っておいたが、暫くしてまた、目になっていた。また、潰した。さらに、勢いつけて潰した。完璧にやっつけたかと思いきや、今度は、でっかくなって目が出た。めでたい…といいたいところだが、こんなものだけ成長するか。

「 病院行きや。」娘に圧力かけられて、行くことにした。

娘は、学生時代・プレ社会人の時に皮膚科で受付のバイトをしていた。アトピーっ気のある身なので、皮膚のトラブルが、ちょこちょこある。あれば、今でもその皮膚科に行く。そういうつながもあり、遠くても、私も、皮膚科は、そこに行くことにしている。まあ、信頼できるので…いや、とても信頼できるので。

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これがそれ。…「これがそれってどうやろ?」

右手で左手の写真撮るのは、難しいんですよ。疑わしければ一度 やってみてみ。

信頼できる先生に "ガングリオン''と、言われ、"放っときましょう"と、瞬殺された。薬すら出なかった。

良性腫瘍。この姿を見るのが嫌ならレーザーで焼くしかないけど、焼くと後が痛いし、関節に支障をきたす   らしい。

潰したのはいかん。触らない。

 なんか寂しい気がしたが、おとなしく言うこと聞こう。

娘に報告したら、「出た!ガングリオン!」有名なのね。

以前彼女のバイト時代に この疾患で、診察に来た奥様が、放置するようにと 言われたら、「なんとかして。」と、暴れたらしい。仕方ないから、レーザーで焼いてあげたら、その後 痛い痛いといって、永く通院なさったそうだ。

 医者の言うことは聴いたらどう?

とりあえず聴こう。

そういえば、待合室で、「あの薬ちょうだい、そらからあれも。なんで、この薬は、くれへんの?よう効くのに。ふたつしかあかんの?」などと、受付嬢を困らせてる人が、いた。受付嬢は頑張って、説明していた。納得してなかったようだが…

そうすると、待合室に居た another おばちゃんが、こっそりこう言った。「内科行ってる?内科やったらあの薬言うだけくれるよ。」と、囁いてた。

こらこら、医者の処方とは、異なる使い方したらどんな副作用でるかわからんよ。やめとき。    と言いたかったが、やめた。こんなんで、医療トラブルなったら、先生もかなわんやろな。あのおばちゃんは、親切にいうてるんやろうけど。

後期高齢者って医療費安いの?だから、あんなに高い薬でも、ちょうだい ちょうだいって言えるの?

そこんとこなんとか、節約すらようにしてくれないかな。介護保険、使うかどうかわからないこの気力体力だけが自慢の私、介護保険料、年金から月額、10000円弱引かれてる。そんな人たちだけではないと思うけど、お薬袋に一杯お持ち帰りなさってるお年寄り見てると、それって本当にあなたのためなのかしら?と疑います。